中島義道著「人間嫌い」のルールは読むと価値観が変わりすぎるかもしれない恐るべき本

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テレビで紹介されていた本を、なんとなく気になるので読むことってあると思います。
今回読んだ中島義道著「人間嫌い」のルールという本もそんなひとつです。

ただ衝撃度では今まで読んだ本(特に今年読んだ本)の中ではダントツです。
今までの価値観自体が変わってしまうくらいの強烈な本です。

哲学という観点から「人間嫌い」について書いてあるのですが、これがもう読んでいると「俺はもしかしたら人間嫌いなのか?」を自問自答してしまうくらいです。

あなたももしかしたら人間嫌いかも?

本を書かれた中島先生は、ガチレベルの人間嫌いです。
結婚式も葬式も行きませんというか呼ばれなくなっているくらいです。
それどころか自分の書いた本を、褒められるのはいいのですが、ファンが自分に近づいてくることも嫌いです。

一般的な視点で見ると完全に「変人」です。

ただ中島先生はこの「変人」というのは、一般人(善人)が無理矢理押しつけてくる価値観であり、それはおかしいのではないか?
人間が嫌いな人がそっと生きることができる社会があってもいいじゃないか!という理論です。

また人間嫌いにも何パターンかあり、そのパターンというのはいくつかのものが重なっている場合もあるといいます。
モラトリアムタイプであり、かつ逃走型などなど人それぞれの人間嫌いがあるという。

ちなみに人間嫌いの頂点に立つと「仙人型」になるらしく、ここまでくると悟りの境地に入っているのでめったにいないそうです。
自分も「仙人」にはなろうとはさすがに思わないですが・・・。

 

自分は人間嫌いか?それとも人に興味がないのか?

社交的人間嫌いというのもいるらしく、人当たりがよく社交的なのだけど実は人間嫌いという性格の持ち主。
これになると一見では見分けがつかないのですが、人間嫌いが見ると「あっ、この人は人間嫌いだ」とわかるようです。

中島先生が特に嫌いなのが善意の押し売りというもので、結婚式でも決して心の底から喜んでいるわけではないのに喜ぶふりをしたり、友人の悩みを聞いても別に何も思っていないのにその話を聞かされるようなことなどなどが嫌いそうです。

また世の中には「人間嫌い」ではなく、ただ「人に興味が無いだけ」という人もいるそうです。
この人たちは自分が傷つかないように、いつの間にか自分の心の中に鉄壁の要塞を作りそこに籠もっているのです。
人が嫌いなのではなく、自分のことに専念することでいっぱいいっぱいなのです。

本書では、その違いを更に詳しく分析し明確に「人間嫌い」と「人に興味がない人」との違いを書いてあります。

もちろん人間嫌いがどうやっていったら生きていくことができるのか?
どうしたら余計な人と関わらずにいることができるのか?
人間嫌いが行うべきルールなどが書いてあります。

 

ワタシはこの本を読んでいて、自分のことをまるで占い師にズバズバと言われているようで衝撃を受けました。
読んでいて「この本はヤバい・・・」とすら思いました。
でもこう思ったのです。

中島義道さんの本を次も買って読もうと。

 

「人間嫌い」のルール (PHP新書)

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