ワタミ前会長の渡邉美樹氏が海外バイト店員のプレゼントに感激。目の澄んだ経営者ほど怖い人はいない

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何かとブラック話でお騒がせのワタミ前会長の渡邉美樹氏が今回も話題を提供してくれました。

ワタミ前会長の渡邉美樹氏が海外バイト店員のプレゼントに感激 - ライブドアニュース

渡邉氏は、16日のエントリーで、「スレイノーイ」という孤児院育ちの大学生に言及。彼女 が、カンボジア1号店の「和民」で人生初のアルバイトを始め、その時給が現地相場の40円程度であることを紹介したうえで、「最初の給料、それは彼女に とって初めて自由に使えるお金です。なんと彼女は、その初めての給料で、私にかわいらしい人形をプレゼントしてくれました」と報告した。

そして、「嬉しくて嬉しくて、私の心は涙で溢れました。もったいないなぁと思いました」と、最初の給料で人形をプレゼントしてくれたことに対する感動を綴っている。

 渡邉美樹氏のイメージが無かったこととして、この文章を読むと美談に思えてしまうのですよ。
カンボジアという発展途上国で、日本企業のトップが現地人に感謝されてプレゼントを貰った。
そしてその行為に経営者は思わず涙・・・。

ああ、なんといういい話だ・・・。

 

そんなこと思うわけがない

ワタミ過労死事件における遺族における誠実とは思えない行為、ワタミの卓食や介護施設での事故などブラック的要素が原因であろうと思われることを知ってしまうと、この話もなんというか「うさんくさい話」になってしまうのです。

でもそんなことはもう遠くのどこかへ消えてしまって、この手の経営者は澄んだ目で美談を次々と作り出していきます。

ウォルト・ディズニーもビックリなくらいの美談製造器です。
オプションとしてブラック労働機能もあります。

ブラック労働環境を作り出している経営者の人たちって、基本的に「自分はいいことをしている」という信念があるのですよね。
だから澄みきった目で理念を熱く語り、スーパーマンじゃないとできないようなその崇高な理念をバイトという非正規雇用に押しつける。

これじゃバイトが反乱を起こしても当たり前です。

目の澄みきったいい人ほど怪しい

これは決して渡邉美樹氏だけでなく、中小企業にも同様の人たちはいます。
またそれは企業だけでなく、宗教、趣味、サークルなどのさまざまなところにいます。

とても素晴らしい理念そして澄みきった目、ついでにその演説が1時間以上ある。
もう完全に警戒態勢をとったほうがいいです。

彼らに悪意は全く無いのです。
悪いことをしているなんて、1ミリも思った事が無いでしょう。
彼らはスーパーマンなのです。
一般人だとボロボロになるところが、彼らがやってしまうと大成功してしまうのです。
素晴らしい能力の持ち主であることは否定できません。

ただ一般人はそんなスーパーマンについていけないのです。
疲弊してしまうのです。

 

だからこそ我々の側も素晴らしい理念と澄みきった目に飲み込まれないように、自己防衛をしていかないといけないと思うのです。
ボロボロになる前に、もっと身近なところにある簡単なことから始めて生活していくのもいいのではないでしょうか。

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