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消費しない若者が問題になっているが、現実は若者にお金が無いという話

時事ネタ

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若者の〇〇離れが何度も言われて批判されています。

とにかく若者は何も買わない。何も興味が無いと。

その結果、日本社会は潰れてしまうという意見です。


消費しない20代が日本を滅ぼす!? 若者はサクセスストーリーを経験して積極的になれ!|竹中平蔵・上田晋也のニッポンの作り方|ダイヤモンド・オンライン

要するに日本にとっての「悪」というのは、若者が消費しないことであると。

たいして意見しない若者を悪にしておこうという、この意見がどう考えても腑に落ちないわけです。

とりあえず若者が金を使いまくれば、景気が良くなるという理論です

 

じゃあ、あえて言いますが。

「若者って金持ってないぞ?」

 

年寄りばかりが金を貯め込み、若者が金を持ってない世の中で何をしろと?

純粋に若者が金を持ってるって発想になってること自体がおかしいのですよ。

つまり「若者が日本を潰す」という意見の方々は、要するに借金をして若者に金を使えと遠回しに言っているわけです。

あれだけテレビや本などで「借金は良くない」とドヤ顔で語っているくせに。

 

そもそも、いきなり大金持ちの若者なんて世の中の数%くらいでしょう。

ほとんどの若者はお金なんて持っていないです。

大卒の初任給だって、そんなにたいした額なんかじゃないわけですから。

 

逆に金を貯め込んでいるのは年寄りのほうです。

彼らがお金を使わないから消費市場が冷え込むということではないでしょうか?

それがバレないために「若者の〇〇離れ」という意見がはびこっているのです。

 

若者が消費に興味が無いなんてことはありません。

実際に彼らに大金を渡したら、ほとんどの人がお金を使ってくれるでしょう。

でも基本的にこの世の中は、若者には低賃金で働いてもらおうという意見が大半なのです。

 

だからどうやったって、いつまでも若者が消費をしまくるなんてことは構造的に無理なのです。

借金をしてまで買うアホは、もう少なくなってきているのです。

借金をしても返済できるかが、わからないくらいに雇用が安定していないのですから。

 

日本が豊かになったわけじゃない

日本が豊かになったから、若者は消費という価値観ではなく別の価値観で動いているという意見があります。


「若者の◯◯離れ」への批判は、的外れだと思う。 | 安達裕哉

若者は、「能力」や、「評価」、「承認」は重要視するが、「金」はあまり重要だと考えない。「モノ」も重要だと考えない。
年収1000万でフツーのサラリーマンをやるよりも、年収500万であっても発展途上国で貧しい人々のために献身的な努力をしている「ボランティア」を評価する。

 

年収1000万?年収500万?

果たしてそんなことあるのだろうか?と思ってしまいます。

もちろん一部の若者には、そんな価値観の人もいるかもしれません。

しかしほとんどは純粋にお金が無いだけなのです。

 

年収500万なんて無いのです。

もっともっと少ないお金でやりくりをしているのです。

だから車なんて到底買おうと思わないし、ビールだって第3のビールで我慢をしているだけなのです。

なのにそんな若者を批判して、世間の不景気の矢面に立たせようというのはどうかしています。

 

明らかに自分たちにとって都合の悪いことがあるのではないでしょうか?

純粋に一般社会での消費が減っていると堂々と言えない何かがあるのでしょう。

そして、だからといって若者に金を配るなんてこともどうせしないはずです。

それは誰だって自分のお金を配るなんてやりたくないから。

 

そのくせ増税ばかりして、購買意欲をどんどん無くしているという自覚は政府には無いのでしょう。

それこそ「いったい何のために生きているか?」を考えてしまう若者のほうが多いのでは?

少なくとも携帯電話のお金だけでも毎月確実に取られている若者に、まだまだ金を使えと言える神経が凄すぎてもうわけがわかりません。

 

そのうち若者の怒りが爆発してしまう日が来てしまいそうで心配です。

そしてその日が来ることを、その日が来るまで偉い人にはわからないのでしょう。

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